2022年度_ハブ・スポーク機関からのお知らせ

大阪大学:「2022年度 第2回電子顕微鏡スクール」(2022年12月12日~13日)開催

日時

2022年12月12日(月)~13日(火)

場所

大阪大学吹田キャンパス

主催

大阪大学超高圧電子顕微鏡センター

参加費

無料

参加申し込み

参加申込書に必要事項を記入して提出して下さい。 
※参加申込締切:10月28日(金)/定員となり次第、受付を終了します。

概要

大阪大学超高圧電子顕微鏡センターでは、文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)の活動の一環として、電子顕微鏡スクール(利用者講習会)を春と秋の2回、開催致します。物質・材料科学ならびに医学・生物学分野において透過電子顕微鏡による極微構造解析を必要とし、当センターでの支援事業(http://www.uhvem.osaka-u.ac.jp/nanoplatform-kouzoukaiseki/index.html)に利用申請を予定している方は、この機会にぜひ御応募下さい。

1日目は透過電子顕微鏡に関する講義、2日目は希望するコースに分かれて実習を行います。

対象者

企業、大学、公的研究機関などの研究者、大阪大学の博士後期課程(医歯薬系は博士課程)に在籍中の大学院生(来春進学予定の博士前期課程2年生を含む)で、実習後にARIM支援事業に申請して当センターの電子顕微鏡や試料作製装置を利用した研究を開始される予定の方、または既に開始されている方。上記以外の方は講義のみ聴講可能。

プログラム

【1日目】12月12日(月)<講義>

13:00-13:10 電顕スクール概要説明、講師紹介(担当:光岡)

※以降の講義は可能な限り全て受講してください。

13:10-14:10 透過電子顕微鏡法(TEM)(担当:佐藤)
・ TEMの基本構成と幾何光学
・ 電子回折図形と逆格子
・ 明視野像と暗視野像

14:20-15:20 高分解能電子顕微鏡法(HRTEM)とSTEM、元素分析(担当:山﨑)
・ HRTEM 像の結像原理、撮影法
・ ADF-STEM 像観察と局所元素分析(EDX,EELS)

15:30-16:30 生物試料の電子顕微鏡観察法と電子線トモグラフィー法(担当:光岡)
・ 生物試料作製法とその電顕観察の実際
・ トモグラフィーによる3次元立体構造の観察

【2日目】12月13日(火)<実習>

9:30-9:50 施設見学 (センター本館前集合)
10:00-17:00 下記の各コースに分かれての実習(適宜休憩を取ります)

Aコース:無機結晶材料の TEM/STEM観察
1. 高分解能電子顕微鏡(HRTEM)観察:結晶格子像の撮影、レンズ収差調整、等
2. 走査型透過電子顕微鏡(STEM)観察:Zコントラスト観察、結晶構造の原子分解能観察
3. (進捗に応じて)EDX元素分析

Bコース:FIBによるTEM試料作製
1. FIBによる無機結晶薄片の切り出しと固定(マイクロサンプリング)
2. 作製した試料のTEM観察

Cコース:生物試料のクライオ電子顕微鏡観察
1. 凍結クライオ試料作製
2. クライオ TEM 観察
3. 単粒子解析のための自動収集

Dコース:TEM観察用生物試料作製
1. ミクロトームによる生物試料の薄切
2. 染色作業
3. SEM、TEMによる試料観察

実習内容の詳細については当日変更する場合があります。

 

お問い合わせ

大阪大学 超高圧電子顕微鏡センター ARIM 事務局
E-mail: arim(at)uhvem.osaka-u.ac.jp
※(at)を@に書き換えてください。

関連リンク
http://www.uhvem.osaka-u.ac.jp/nanoplatform-kouzoukaiseki/index.html

  • 【更新日】2022/12/12
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