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文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ 令和5年度「秀でた利用成果」の発表について

  文部科学省マテリアル先端リサーチインフラは、文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業から継続して昨年度までの約30,000件の利用課題の中からイノベーションに繋がることが期待できるなど特に秀逸な成果を選定、令和5年度「秀でた利用成果」7件を決定しました。

 
1.「秀でた利用成果」の概要

マテリアル先端リサーチインフラは、文部科学省の委託により、ナノテクノロジープラットフォームで培った、全国的な最先端共用設備体制と高度な技術支援提供体制に加え、リモート化・自動化・ハイスループット化された先端設備を導入し、設備共用を継続すると共に、共用に伴って創出されるマテリアルデータを、利活用しやすい構造化された形で、収集・蓄積を行っています。

毎年約3000件、昨年度までの10年間で約30,000件の利用がありますが、今回25の実施機関から優れた利用成果として提出された51件の候補から、曽根純一プログラムディレクターを主査とする11名からなる選定委員会の審査により、7件の「秀でた利用成果」を選出しました。

選定にあたっては、①ナノテクノロジープラットフォーム/マテリアル先端リサーチインフラの活用・支援が大きな効果をもたらしたもの、②イノベーションの創出にあたって大きな影響が期待できるもの、③産業界・大学・公的機関の連携により大きな成果が得られたもの、という3つの基準を設けて厳正に審査しました。

 

2. 令和5年度「秀でた利用成果」最優秀賞受賞課題
令和5年12月4日(月)13:00から一橋大学一橋講堂で開催されるDxMT,ARIM合同イベント内、ARIM秀でた利用成果発表会の発表を通して最優秀賞の選考を行い、決定いたします。
 
3. 令和5年度「秀でた利用成果」優秀賞受賞課題
 ・東北大学
    「ボールSAWセンサの社会実装」
 
 ・東京大学
    「光触媒の分析・解析
 
   ・東京大学
    「含フッ素化合物の合成と自己組織化制御」
 
  ・名古屋大学
    「非空間反転対称磁性体の作製と新規スピン光機能の探索
 
   ・名古屋大学
    「ポリマー材料の無染色解析技術構築」
 
 ・京都大学
    「限界電流式の小型酸素・湿度センサ(MEMSセンサの開発)」
 
 ・名古屋工業大学
    「酸化イリジウムナノ粒子連結布の構造と触媒活性の起源」
 
 

令和5年度「秀でた利用成果」最優秀賞、優秀賞の表彰式は、令和5年12月4日(月)16時45分から、DxMT、ARIM合同イベント(会場:一橋講堂)にて行われます。詳細はこちらをご覧ください。

 

【お問い合わせ】
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
マテリアル先端リサーチインフラセンターハブ運営室内
利用成果事務局
E-mail: arim-center(at)ml.nims.go.jp   
※(at)を@に書き換えてください。

 

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  • 【更新日】2023/10/24
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