ARIMニュースレター_030号_2025年1月28日発行 | ARIM Japan公式ホームページ

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ニュースレター030号

マテリアル先端リサーチインフラ（ARIM）ニュースレター 030号｜2025年1月28日発行

「マテリアル先端リサーチインフラ」では、全国の大学・研究機関が所有する1100件以上の共用設備を用いて、産学官問わず、皆様の研究・開発を支援しております。随時、お問い合わせを受け付けていると共に、設備検索や利用報告書検索より、各種検索項目やフリーワードでの設備・利用報告書の検索ができます。また、得られた材料データを蓄積し、DX革命による新しい材料開発を目指しています。

マテリアル戦略総合シンポジウム 2025
Materials Innovation Strategy Symposium 2025 (MatISS 2025)

社会課題が高度化し緊急度が増す中、マテリアルへの期待が高まっています。政府戦略「マテリアル革新力強化戦略」では、マテリアル研究をデータ駆動型へと変革し、イノベーションを加速することが求められています。これに応えるべく文部科学省はマテリアルDXプラットフォームの構築を実施しています。具体的には、先端設備に加えてデータの共用を進めるマテリアル先端リサーチインフラ（ARIM）、データを管理・活用する基盤を整えるNIMSデータ中核拠点（MDPF）、新しいデータ駆動型研究を牽引するデータ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト（DxMT）という3つの事業を進めています。
本シンポジウムでは、これら3つの事業の活動状況を踏まえ、Society 5.0、カーボンニュートラル、国土強靭化、ウェルビーイングなどの実現に、マテリアル革新力強化戦略が果たす役割を俯瞰します。

事前来場登録：締め切りました。
オンライン聴講登録は当日まで可能です。

開催日：2025年1月31日（金）
場所：東京ビッグサイト会議棟1階レセプションホール
（東京都江東区有明　https://www.bigsight.jp/visitor/access/）
※オンライン併用開催

参加費：無料

【ダウンロード】｜ポスター｜リーフレット｜

基調講演1
宅間裕子（文部科学省研究振興局参事官）
「マテリアル革新力強化戦略に基づく政府の取組について」

基調講演2
吉田亮（統計数理研究所マテリアルズインフォマティクス研究推進センター長）
「データ駆動型材料研究におけるデータ基盤の在り方：AI活用の視点から」

特別講演
John A. Schlueter（Program Director, DMREF, NSF）
"The Designing Materials to Revolutionize and Engineer Our Future (DMREF) Program at the National Science Foundation (NSF)"

プログラム等の詳細はこちら

nano tech 2025（国際ナノテクノロジー総合展・技術会議）

nanotech2025_4W-10

2025年1月29日～31日、東京ビッグサイト東ホールで開催されるnano tech 2025の「NIMS ＆文部科学省マテリアル戦略関連事業」ブース（4W-10）にて、共催３事業（ARIM、DxMT、MDPF）の展示を行っている他、材料の社会実装に向けたプロセスサイエンス構築事業（マテリアライズ）の展示も行っております。ぜひ、ご来場ください。

詳細・来場事前登録はこちら

令和6年度秀でた利用成果発表会、「秀でた利用成果・技術スタッフ表彰」表彰式

2025年1月29日に東京ビッグサイトで開催される第24回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議（nano tech 2025）の併催会議（nano week 2025）として、令和6年度秀でた利用成果発表会、「秀でた利用成果・技術スタッフ表彰」表彰式を開催いたします。

令和6年度試行的利用

本制度では、多くの研究者の方々に共用設備をご利用いただくことにより我が国のマテリアル革新力の強化を図るとともに、イノベーション創出のための新しい芽の発掘や独創的な研究開発に取り組んでおられる若手研究者や中小・スタートアップ企業を支援するために、共用設備の利用料と支援機関への旅費の補助を行います。

補助金額：上限20万円
うち旅費の上限額：5万円（遠隔地からの利用の場合のみ）

実施要項 | 令和6年度試行的利用課題申請書

詳細はこちら

設備検索に新規登録設備を追加しました（2025年1月）

新規設備_2025年1月

NM-667　FE-SEM+EDX [JSM-IT800]

※設備のページから、直接お問い合わせいただけます。

ARIMデータポータル

マテリアル先端リサーチインフラは、全国的な最先端共用設備体制と高度な技術支援提供体制に加え、先端設備の共用に伴って創出されるマテリアルデータの収集・蓄積を行っています。
https://nanonet.mext.go.jp/data_service/

【新着のデータセット】
JAMP-9500FによるAESの電子線照射損傷測定-冷却法データセット (890データ) 設備名：走査型オージェ電子分光分析装置実施機関：物質・材料研究機構
2,5ジアミノナフタレンの分子構造解析設備名：液体クロマトグラフ質量分析計実施機関：北陸先端科学技術大学院大学
Kratos AXIS-Novaの日常点検データ（2023年度）設備名：エックス線光電子分光分析装置(XPS) 実施機関：産業技術総合研究所
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データポータルへのお問い合わせ

第二回試験的データ共用のお知らせ

令和7年度（2025年度）からのマテリアルデータの共用の本格運用開始に向けて、昨年度からARIMで収集したマテリアルデータセットの一部を無料で共用する試験運用を実施いたします。

実施期間：2024年11月1日（金）～2025年2月28日（金）

ご参加には、

・「マテリアル先端リサーチインフラデータ利用約款」への同意
・「ライセンス申込・利用案内」ページからの会員登録
　（すでに会員登録をされている方は、再登録不要です）
・データ利用後の「アンケート」回答（3分程度）

が必要となります。ぜひご参加・ご協力くださいますようお願いいたします。

詳細はこちら

【採用情報】ARIMデータコーディネーター募集

データを活用し、革新的な成果を生み出すキーポジション【データコーディネーター】を募集します。我々のチームは、材料科学と情報科学の最新動向を追求し、データの可能性を最大限に引き出す情熱を持つ人材を求めています。自由な発想と創造性を活かし、従来にないデータの組み合わせや新しいサービスの提案に意欲的な方、ぜひご応募ください。

職種：NIMSエンジニア職（任期制）
所属：マテリアル先端リサーチインフラセンターハブデータ共用化推進室
勤務地：NIMSの各地区事業所（茨城県つくば市）ほか、別途許可する場所
募集人数：2名

業務内容、応募資格等の詳細はこちら

ニュース・イベント

▶受講生募集：2025.01.06-02.28（参加申込締切：募集説明会 1/10、プログラム受講 2/28）
大阪大学：
「令和7年度ナノ理工学社会人教育プログラム受講生募集案内」

▶現地開催：2025.01.29-31（参加申込締切：当日まで）
京都大学・大阪大学・奈良先端科学技術大学院大学共同ブース展示：
JASIS関西2025にてARIMを紹介

▶オンライン＋現地開催：2025.02.04（参加申込締切：1/30）
マテリアル先端リサーチインフラ：
「【WEB】電子顕微鏡技術情報交流会第2回オンライン研修会」

▶オンライン＋現地開催：2025.02.06（参加申込締切：2/3）
名古屋工業大学：
「透過電子顕微鏡セミナー」

▶オンライン開催：2025.02.07（参加申込締切：1/31）
大学連携研究設備ネットワーク：
「【WEB】令和6年度質量分析講習会マススペクトル解析演習3（補講）」

▶オンライン＋現地開催：2025.02.13（参加申込締切：現地 1/15、オンライン 2/10）
大学連携研究設備ネットワーク：
「令和6年度ラマン分光講習会」

▶現地開催：2025.02.27-28（参加申込締切：懇親会参加希望、旅費支給希望、ロッジ宿泊希望 2/12、研究会のみの参加 2/24）
分子科学研究所・スピン生命フロンティア：
分子研研究会／スピン生命異分野研究会「スピンをプローブとした生命研究：異分野融合を目指して」

▶現地開催：2025.02.29（参加申込締切：1/30、旅費支援希望 1/17）
大学連携研究設備ネットワーク：
「技術系職員のためのコミュニケーションセミナー　～やさしい日本語＆異文化理解編③～」

▶オンライン＋現地開催：2025.03.07（現地参加申込締切：2/7）
マテリアル先端リサーチインフラ：
【ハイブリッド】「真空技術セミナー」