【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.25】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23RO0002
利用課題名 / Title
マイクロ流体デバイス作製用モールドの作製
利用した実施機関 / Support Institute
広島大学 / Hiroshima Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
モールド,マイクロ流体デバイス,μTAS,ダイシング/ Dicing,流路デバイス/ Fluidec Device,分離・精製技術/ Separation/purification technology
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
飯塚 怜
所属名 / Affiliation
東京大学大学院理学系研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
船津 高志
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
水野 恭司,岡田 和志
利用形態 / Support Type
(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
RO-131:レイアウト設計ツール
RO-602:PDMS加工装置
RO-121:スピンコータ
RO-113: マスクレス露光装置
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
油中に分散した水滴(油中水滴)の変形能に基づくソーティングを実現するためのマイクロ流体デバイスの作製用モールドを作製した.
実験 / Experimental
スピンコータを用いてシリコンウエハ上にフォトレジスト (SU-8) を塗布した後,マスクレス露光装置により流路構造を複数描画した.現像後,流路構造単位でウエハを切断し,マイクロ流体デバイスの作製用のモールドとした.マイクロ流体デバイスは,モールドのパターンをPolydimethylsiloxane (PDMS) に転写し,カバーガラスと貼り合わせることで作製した.
結果と考察 / Results and Discussion
Fig. 1に,作製したモールドの写真を示す.このモールドを用いて,油中水滴をソーティングするためのマイクロ流体デバイスを作製し,その動作が期待通りであることを確認した.今後,高分子分解酵素探索への応用が期待される.
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
Fig. 1 作製したモールドの写真
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
本研究は,JSPS科研費 基盤研究(C)(課題番号: 22K05310)の助成を受け,遂行された.
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件