データリファレンスガイドについて
材料研究における新たなアプローチとして、データ駆動型材料研究が注目されています。大量のデータを活用し、材料の特性や挙動を解析・予測するこの手法は、研究の効率化や新材料の発見に貢献することが期待されています。
マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)では、データ駆動型材料研究を推進するため、各メーカーの装置ごとに推奨される測定方法や記録項目のガイダンスとなる「データリファレンスガイド」を作成しました。
本ガイドの活用により
- 異なる装置で得られたデータも統合しやすくなり、データ駆動型材料研究の基盤として活用できます。
- データ取得における共通化を促進し、より信頼性の高いデータ解析が可能になります。
- 研究者がデータ駆動型研究をスムーズに進めるための手助けとなります。
公開情報
- データリファレンスガイド(リーフレット)
- 発行日:2025年1月
- 対象装置:ARIMに参画する機関が保有する装置(限定)
ダウンロード
装置の種類 | 装置メーカー | ダウンロードリンク |
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走査電子顕微鏡(SEM) | 日立ハイテク編 | ARIM-Reference-Guide_Hitachi_SEM [PDF形式/25.47MB] |
X線光電子分光(XPS) | アルバックファイ編 | ARIM-Reference-Guide_UlvacPHI_XPS [PDF形式/25.86MB] |
〃 | 日本電子編(vmsフォーマット) | ARIM-Reference-Guide_JEOL_XPS [PDF形式/27.04MB] |
粉末X線回折(PXRD) | リガク編 | ARIM-Reference-Guide_Rigaku_XRD [PDF形式/26.26MB] |
大気中光電子収量分光(PYSA) | 理研計器編 | ARIM-Reference-Guide_Rikenkeiki_PYSA [PDF形式/24.51MB] |
注意事項
本リファレンスガイドは、ARIMに参画する機関が保有する装置に限って作成されており、限定された装置のみに適用されます。