ARIM事業とは

ARIM事業とは

コンセプト

ナノテクノロジープラットフォームで培った、全国的な最先端共用設備体制と高度な技術支援提供体制に加え、リモート化・自動化・ハイスループット化された先端設備を導入し、設備共用を継続すると共に、共用に伴って創出されるマテリアルデータを、データ構造化システム(アプリケーション名:RDE)を利用し、第三者へ利活用しやすい構造化された形で、収集・蓄積およびデータ共用を行っています。

マテリアル先端リサーチインフラで創出される構造化されたデータの一部は、物質・材料研究機構(NIMS)が構築する「データ中核拠点」を通じても提供していきます。

さらに、「データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト」とも連携し、「マテリアルDXプラットフォーム」を構築することで、マテリアル革新力の強化に貢献していきます。

詳しくはARIM-Japanのサイトをご覧ください。

 

データ構造化システム(RDE)

データ構造化システム(アプリケーション名:RDE)は、物質・材料についての研究データをオンラインで迅速に登録するために物質・材料研究機構(NIMS)が開発したデータ基盤です。装置からの生データを登録すると自動的にデータ駆動型のマテリアル研究に適した形に構造化してクラウドに蓄積できることを特徴としています

RDEロゴ

ARIM事業では本RDEを活用し、全国25機関の共用装置からのデータを機器利用者の同意があったデータに限り、第三者に使いやすい形で構造化・蓄積しています。また、一定の非共用(close)の期間の後に、第三者へデータ共用を行っています。

 

RDE図:RDEのシステム概要

 

実施体制

ARIM事業に参画する機関は、下記の25機関です。7つの重要技術領域を定めて、機器利用やデータ収集・蓄積を行っています。

 

実施体制