【公開日:2023.07.31】【最終更新日:2023.04.15】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22MS5037
利用課題名 / Title
電極表面の微細反応メカニズムを解明するための表面観察
利用した実施機関 / Support Institute
自然科学研究機構 分子科学研究所 / IMS
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)計測・分析/Advanced Characterization
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
自己組織化単分子膜
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
櫻井 敦教
所属名 / Affiliation
自然科学研究機構分子科学研究所電子構造研究部門
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
金 成翔,吉澤 龍
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
湊 丈俊
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
電極表面のモデル系として使用するため、金属表面に自己組織化単分子膜を作成し、その表面構造を走査プローブ顕微鏡(SPM)を用いて観察した。
実験 / Experimental
金属表面に自己組織化単分子膜が形成された試料を自作し、ARIMの設備であるSPM(Bruker Dimension XR Icon NanoElectrical)を利用して、そのトポグラフィー像を観察した。
結果と考察 / Results and Discussion
観察した試料の表面に形成されていた構造は、一分子レベルの高さを有していたことから、自己組織化単分子膜が金属表面に作成されていることが確認できた。試料の準備方法を様々に変えることで、形成される自己組織化単分子膜の均一性が変わることも確認できた。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
SPMの使用法をご指導いただいた湊丈俊主任研究員に感謝申し上げます。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
- 1.[ポスター発表] 吉澤龍, 市井智章, 櫻井敦教, 杉本敏樹, “非線形ラマン分光法を用いた非晶質シリカにおける中距離構造秩序の研究,” 日本物理学会 2023年春季大会, オンライン開催, 2023/3/22
- 2.[ポスター発表] 金成翔, 市井智章, 櫻井敦教, 杉本敏樹, “電気化学ナノ界面のその場計測に向けた非線形分光計測系の構築,” 日本物理学会 2023年春季大会, オンライン開催, 2023/3/22
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件