利用報告書 / User's Reports


【公開日:2023.07.31】【最終更新日:2023.05.31】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

22MS5010

利用課題名 / Title

電極と電解質の表面や界面で起きる現象の解析

利用した実施機関 / Support Institute

自然科学研究機構 分子科学研究所 / IMS

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者)/Internal Use (by ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

界面


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

湊 丈俊

所属名 / Affiliation

自然科学研究機構分子科学研究所機器センター

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

上田 正,今井 弓子,中本 圭一

利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

MS-204:走査プローブ顕微鏡


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

電極の表面や電極と電解質の界面で起きる物理・化学現象は、触媒、電池、生体反応など様々な機能を生み出している。本利用では、走査プローブ顕微鏡を用いて、電極の表面の物性や電極と電解質の界面で起きる化学反応の機構を解析し、機能との相関を解明することを目的とした。

実験 / Experimental

金属電極を作用極、白金電極を対極、金電極を参照極として、それぞれの電極を電気化学セルに固定し、電解液中で走査プローブ顕微鏡を用いたナノレベルでの構造と物性の測定を行った。シリコン製のカンチレバーを用い、電解液中でバネ定数などを校正した後に測定を行った。

結果と考察 / Results and Discussion

電解液中で金属電極の表面構造を観察しながら、同時にフォースカーブ測定を行い、ヤング率を解析した。電極の電位の変化にしたがって、電気化学反応が進行したが、それに伴ってヤング率の変化が観測された。これは電極表面の状態変化を反映していると考えられ、さらに詳細の解析を進めている。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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