【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.28】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23TU0082
利用課題名 / Title
マイクロ流路デバイスの作製
利用した実施機関 / Support Institute
東北大学 / Tohoku Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
光露光(マスクレス、直接描画)/ Optical exposure (maskless and direct drawing),バイオセンサ/ Biosensor,光リソグラフィ/ Photolithgraphy
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
鳥谷部 祥一
所属名 / Affiliation
東北大学大学院工学研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
庄子征希
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub),技術補助/Technical Assistance
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
TU-058:マスクレスアライナ
TU-306:Tencor 段差計
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
マイクロ流路(PDMS製)のための型を作製する目的で露光装置を使用し,また,その計測のために段差計を使用した.
実験 / Experimental
ネガレジストSU-8(3025)を4in シリコン基板にスピンコーターで塗布した.条件は次のとおりである:500 rpm まで 5sかけて加速.500 rpmで10s 回転.3000 rpm まで 10 s かけて加速.3000 rpm で30 s 回転.減速(3 s).MLA150で露光した後,60℃で1分,95℃で4分間ベイクした後で,SU-8用現像液を用いて5分間パドリングしながらエッチングして型を作製した.型の高さを測定するために段差計を使用した.MLA150用のデータは,DXF形式のファイルを出力するpythonでプログラムを自作して用意した(図1).
結果と考察 / Results and Discussion
設計通りの流路が作成できていることを顕微鏡で確認した.段差計で高さを計測したところ,レジストが柔らかく削ってしまい,正しく計測できていないようであった.ポストベイクなどの必要性があると思われる.ただし,PDMS用の型としては問題なく使用できた.
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図1.マスクレス露光に使用したパターン
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件