利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.27】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23NM0148

利用課題名 / Title

ガラスの腐食過程における溶出元素の計測

利用した実施機関 / Support Institute

物質・材料研究機構 / NIMS

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies(副 / Sub)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials

キーワード / Keywords

誘導結合プラズマ発光分光/ Inductively coupled plasma emission spectroscopy,誘導結合プラズマ質量分析/ Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

藤間 卓也

所属名 / Affiliation

東京都市大学 理工学部

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

岩撫 暁生

利用形態 / Support Type

(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

NM-203:誘導結合プラズマ発光分析装置群


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

ガラスの腐食は、表面に微細な構造を自発的に形成する現象を伴う点で興味深いだけでなく、放射性廃棄物を埋設する為のガラス固化体とする際にはその劣化・溶出が問題になるなど、多方面で重要な現象である。本研究課題では、さまざまな組成のガラスについて、水系環境における腐食・溶出挙動の解明を目的とする。

実験 / Experimental

ガラスを水熱反応によって腐食させ、腐食液に含まれる元素をICPを用いて測定した。

結果と考察 / Results and Discussion

ガラス内の主構造である、共有結合骨格に対してイオン性の結合をしているアルカリ系元素は、水との接触によって溶出しやすいことが知られているが、pHが高い場合、共有結合骨格からも多くの元素が溶出することがわかった。今後は腐食条件を変えて、腐食挙動を詳細に解明していく予定である。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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