利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.22】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23NM0142

利用課題名 / Title

新規リン酸カルシウム系バイオセラミックスの開発

利用した実施機関 / Support Institute

物質・材料研究機構 / NIMS

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

硬組織修復材料, 共焦点レーザー走査型顕微鏡/ Confocal laser scanning microscopy


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

横井 太史

所属名 / Affiliation

東京医科歯科大学 生体材料工学研究所

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

横井太史,黒山かれん

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

渡辺英一郎,吉田美沙

利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

NM-623:レーザー顕微鏡 [LEXT OLS4000]


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

超高齢社会を迎えた日本において、健康寿命の延伸は重要な課題である。硬組織修復材料はこれを実現するために必要なバイオマテリアルである。我々は特に骨欠損を修復するセラミックスを中心に研究・開発を進めている。これらの材料の生物学的特性を支配する因子として表面の微細構造がある。マイクロメートルレベルの表面構造は走査電子顕微鏡によって分析できる。さらに大きなサブミリレベルの表面構造はレーザー顕微鏡による評価が適している。本実験では我々が開発した材料のサブミリレベルの表面構造をレーザー顕微鏡によって観察し、表面粗さの情報を取得した。

実験 / Experimental

リン酸カルシウムおよびジルコニアを主成分とする焼結体および比較材料として純チタンを800番の耐水研磨紙を用いて研磨した。超純水およびアセトンで超音波洗浄し、乾燥させた試料の表面粗さをレーザー顕微鏡で測定した。

結果と考察 / Results and Discussion

今回評価した試料の表面粗さは0.1~0.2µm(Sa値)で、試料の材質に依存せずほぼ同じ表面粗さを持つ試料を得ることができたことを確認した。今後はこれらの試料を用いて細胞実験や動物実験に展開する予定である。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

印刷する
PAGE TOP
スマートフォン用ページで見る