【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.07】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23NM5348
利用課題名 / Title
二次元ヘテロ構造デバイスの研究
利用した実施機関 / Support Institute
物質・材料研究機構 / NIMS
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者)/Internal Use (by ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
グラフェン
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
岩崎 拓哉
所属名 / Affiliation
物質・材料研究機構
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
渡辺 英一郎
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
グラフェンをはじめとする二次元ヘテロ構造を用いた量子・電子・光デバイスにおける新奇物性の探索・制御およびデバイス機能の開拓を目的とする。実施内容について、二次元物質のラマンスペクトルを計測し、層数、ドーピング、欠陥等を評価した。
実験 / Experimental
ラマン顕微鏡(NM-003)を用いて、グラフェンのラマンスペクトルを計測した。レーザー波長は532nmを使用した。グラフェンにダメージが入らないように、サンプル上のレーザー出力を1mW以下に落として測定を行った。
結果と考察 / Results and Discussion
グラフェン特有のGピーク(~1580cm-1)、2Dピーク(~2700cm-1)を観測し、層数を判別し、デバイス作製に利用する単層グラフェン、二層グラフェンを同定した。また、SF6プラズマ照射後のグラフェンのラマンスペクトルを計測した結果、Dピーク(~1350cm-1)の増大を確認し、グラフェン表面がフッ化している事を示唆する結果が得られた。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
SF6プラズマ照射後のグラフェンのラマンスペクトル。
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件