【公開日：2024.07.25】【最終更新日：2024.05.25】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23NM5260
利用課題名 / Title
酸窒化物ガラスの作製とその機能化
利用した実施機関 / Support Institute
物質・材料研究機構 / NIMS
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用（ARIM事業参画者以外）/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】（主 / Main）計測・分析/Advanced Characterization（副 / Sub）-
【重要技術領域 / Important Technology Area】（主 / Main）マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies（副 / Sub）量子・電子制御により革新的な機能を発現するマテリアル/Materials using quantum and electronic control to perform innovative functions
キーワード / Keywords
石英・ガラス系材料/ Quartz and Glass materials,X線光電子分光（XPS（硬X線を含む））/ X-ray photoelectron spectroscopy,電子分光/ Electron spectroscopy,資源代替技術/ Resource alternative technology
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名（課題申請者）/ User Name (Project Applicant)
瀬川 浩代
所属名 / Affiliation
物質・材料研究機構
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
劉珣,吉田暉
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
（主 / Main）技術代行/Technology Substitution（副 / Sub）,機器利用/Equipment Utilization
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
NM-202：硬X線光電子分光分析装置（HAX-PES/XPS）
報告書データ / Report
概要（目的・用途・実施内容）/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
酸化物ガラス中に窒素を導入し、酸窒化物ガラスの作製に関する研究を進めている。窒素を導入することによって起こる物性の変化とそれを発現させる構造的な変化について明らかにすることを目的としている。
実験 / Experimental
ゾルゲル法で作製したガラス薄膜の電子状態を調査するために、XPSを用いて評価した。
結果と考察 / Results and Discussion
ユーロピウムをドープしたガラス薄膜を作製し、発光特性とガラス中の電子状態の関係について調査したところ、N1s、O1s、Si2p、Al2p の結合エネルギーは窒素導入量の増大につれて減少する傾向が見られた。窒素の導入量が増加する時、ガラスのネットワーク構造は変化し、アニオンの結合エネルギーは減少し、酸素と窒素の共有結合性が増加したと考えられる。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項（参考文献・謝辞等） / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング（DOIのあるもの） / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
- 劉珣：東京工業大学修士論文2023/3
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications：0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents：0件