利用報告書 / User's Reports


【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.05.24】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

22TT0009

利用課題名 / Title

膜厚の精度確認

利用した実施機関 / Support Institute

豊田工業大学 / Toyota Tech.

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)計測・分析/Advanced Characterization

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

蒸着・成膜/Evaporation and Deposition


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

鍋野 清輝

所属名 / Affiliation

サンテック株式会社

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

TT-017:表面形状測定器(段差計)


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

表面加工されたガラス(TEMPAX)基板上に、自社でスペーサ(SiO2)を成膜している。このスペーサの高さ精度が生産プロセスの歩留りに影響を与えるパラメータである。今回、このスペーサの仕上り精度を改善するため、豊田工業大学研究支援部の設備を利用して、スペーサ高さを測定し検証した。

実験 / Experimental

【利用した主な装置】表面形状測定器(段差計)
【実験方法】ガラス基板に4.8μm、5.0μm、5.2μm の3種類の高さが違うSiO2を自社にて成膜し、段差計で高さ測定を行った。
サンプルの成膜条件は以下の通り:
(i) SiO2: 4.8μm
(ii) SiO2: 4.8μm + 0.2μm
(iii) SiO2: 4.8μm + 0.2μm + 0.2μm

結果と考察 / Results and Discussion

図1にスペーサ高さの測定結果を示している。測定結果を考察すると、各3種類のサンプルは0.1μmほどの分布となっていることがわかり、0.2μm毎の高さになっていることが確認できた。理想に近い形で成膜出来ていることが確認できた。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


図1スペーサー高さ測定結果


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)

なし。


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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