利用報告書 / User's Reports


【公開日:2023.07.28】【最終更新日:2023.04.24】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

22CT0202

利用課題名 / Title

マイクロプラスチックの研究

利用した実施機関 / Support Institute

公立千歳科学技術大学 / Chitose IST

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者)/Internal Use (by ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

プラスチック類,走査型電子顕微鏡,蛍光顕微鏡,生分解性材料


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

カートハウス オラフ

所属名 / Affiliation

公立千歳科学技術大学理工学部応用化学生物学科

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

水山明大

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

CT-010:走査型電子顕微鏡(SEM)
CT-011:電界放出形走査電子顕微鏡(FE-SEM)
CT-008:蛍光顕微鏡


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

表面の形態とバイオフィルムの有無は、様々な顕微鏡技術によって評価されました。

実験 / Experimental

日本国内の河川、湖沼、海岸からプラスチック素材を採取し、撮影した。実験室でプラスチック素材を一定時間水中に浸し、撮影した。

結果と考察 / Results and Discussion

プラスチック素材は、環境中に放置されるほど、表面のダメージが大きくなることがわかりました。プラスチック表面には亀裂や剥離が見られ、マイクロメートルサイズの薄片も確認された。湖沼のサンプルは、最も深刻なバイオフィルムの形成を示し、多くの放散虫が存在したが、河川や海のサンプルは比較的きれいだった。生分解は確認できなかった。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


図1:千歳湖で発見したポリスチレンシートの写真



図2:千歳校で発見したポリスチレン表面の電子顕微鏡写真。プラスチック表面はバイオフィルムで覆われている。


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
  1. 「マイクロプラスチックとSDGs」、Olaf Karthaus、千歳高校国際教養科「国際理解の集い」、千歳市、令和4年5月11日
  2. 大学でのマイクロプラスチック研究の実例とマイクロプラスチックの環境への影響 について理解を深める、Olaf Karthaus、国際共同研究アカデミー、北海道札幌啓成高等学校、令和4年8月20日
  3. Plastic as Environmental Hazard, Olaf Karthaus, 11th Meeting of the JSPS-Club in Japan, Tokyo, December 3, 2022
  4. マイクロプラスチック調査の注意点、Olaf Karthaus, 令和4年度 後期 CERI 寄附講座、「ゴム・プラスチックの安全安心」、東京、令和4年11月19日
  5. 私はなぜマイクロプラスチックの研究のために日本に来たのか, Olaf Karthaus, シュレディンガーの水曜日、https://wirelesswire.jp/schrodinger/ 、オンライン、令和4年7月8日
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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