【公開日:2023.07.28】【最終更新日:2023.04.24】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22NM0109
利用課題名 / Title
ハイドロバイオタイト中のK、Cs、Mgの定量
利用した実施機関 / Support Institute
物質・材料研究機構 / NIMS
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
イオン交換, 粘土鉱物, 層間イオン, 交換性陽イオン, 無機イオン交換体,電子分光,分離・精製技術
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
鈴木 憲子
所属名 / Affiliation
昭和薬科大学
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
岩撫 暁生
利用形態 / Support Type
(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
粘土鉱物のイオン交換能を活かして、セシウムに対するイオン交換挙動を研究している。粘土鉱物とのイオン交換反応では、粘土鉱物中の複数のイオンが関与していると予測される。それを化学量論的に考察するには湿式による定量分析が唯一の方法である。
実験 / Experimental
1. 主な装置
誘導結合プラズマ発光分析装置(マルチ型)
2. 試料
①:未処理のハイドロバイオタイト
②:CsCl溶液で処理をしたハイドロバイオタイト
結果と考察 / Results and Discussion
収着したCsイオン量は、反応前後で減少したMgイオン量の化学量論で得られる値よりも僅かに多い。Kイオンがこれに関与していると考えるが、更なる検討が必要となる。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
表1 ハイドロバイオタイトの各元素の含有率(W%)
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
今回の結果からはKイオンの関与を検証することができなかった。今後は試料の調製方法を検討して、カリウムイオンとのイオン交換挙動について解明したい。 試料の溶解に際し、担当してくださった岩撫様には大変お世話になりました。御礼申し上げます。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件