【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.04.28】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22SH0015
利用課題名 / Title
マントル由来のかんらん岩中の構成鉱物に関する研究
利用した実施機関 / Support Institute
信州大学 / Shinshu Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
かんらん石、輝石、スピネル,電子顕微鏡/Electron microscopy
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
江島 輝美
所属名 / Affiliation
信州大学理学部
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)共同研究/Joint Research(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
SH-010:リモート対応型電子線マイクロアナライザー
SH-002:走査型透過電子顕微鏡
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
マントル捕獲岩新産地は、既知の複数の産地を直線状で結ぶライン上で見つかった。新産地のマントル捕獲岩と特徴を明らかにすることで、周辺地域における下部地殻から上部マントルの構造を明らかにすることが期待される。新産地に産するマントル捕獲岩中の特徴を明らかにするため構成鉱物の組成分析および組織観察を行った。
実験 / Experimental
魚骨類の骨、超塩基性岩およびマントル捕獲岩の試料3種類をSEMにて形状観察し、各岩石試料中の構成鉱物についてはEPMAにて組成分析を行いました。
結果と考察 / Results and Discussion
新産地のマントル捕獲岩は、9種類の捕獲岩からなりその量比や構成鉱物の組成等の特徴は、10km 程度離れた既知の産地とは類似しているが、30㎞離れた既知の産地の物とは大きく異なっている。また、その特徴から新産地直下の地殻~マントル構造は、先行したマグマ起源の岩石が存在するような地下構造であったと考察される。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
- 鉱物科学会:ポスター発表[R7P-10] 佐賀県加部島に産するマントル捕獲岩
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件