【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.12.25】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22KU1043
利用課題名 / Title
次世代経皮吸収技術を基盤とした革新的創薬モダリティ技術の確立
利用した実施機関 / Support Institute
九州大学 / Kyushu Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials
キーワード / Keywords
経皮吸収製剤 化粧品,DDSマテリアル/ DDS material
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
執行 英子
所属名 / Affiliation
NOVIGO Pharma株式会社
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
当社では、九州大学後藤雅宏教授の開発した次世代経皮吸収技術(Solid-in-oil; S/O技術)を用いて、注射を貼り薬に変更する技術の開発を行なっている。また、この技術を化粧品へと応用するため、化粧品の有効成分として用いられる成分AをS/O化処理し、肌への浸透性を高めた新規製品開発を進めている。本課題では、成分Aを含有するS/O製剤の粒子径を測定することで、水溶性である成分Aの油への分散性を確認した。
実験 / Experimental
水溶性成分Aを乳化剤で包み、オリーブ油に分散させることでS/O製剤とした。
得られたS/O製剤を、シクロヘキサンで100倍希釈し、ゼータサイザーナノを用いて粒子の大きさを測定した。
結果と考察 / Results and Discussion
次世代経皮吸収技術(Solid-in-oil; S/O技術)を用いて得られた製剤は、ゼータサイザーを用いた測定により粒子径が192 ± 18 nmのナノ粒子を含む製剤であることが判明した。この結果から、水溶性成分Aを乳化剤で包み、オリーブ油に分散させることでS/O製剤調製に成功したと判断した。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
本検討にあたり、快く装置をご使用させて頂きました、後藤教授、ならびに、研究室の皆様に心より感謝申し上げます。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件