【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.04.25】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22KU1034
利用課題名 / Title
高純度半導体性単層カーボンナノチューブによる室温動作熱型検出の実現
利用した実施機関 / Support Institute
九州大学 / Kyushu Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials(副 / Sub)革新的なエネルギー変換を可能とするマテリアル/Materials enabling innovative energy conversion
キーワード / Keywords
熱電材料,ナノカーボン,ナノチューブ
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
John Andrews
所属名 / Affiliation
Royal Melbourne Institute of Technology
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
藤ヶ谷 剛彦
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
藤ヶ谷 剛彦
利用形態 / Support Type
(主 / Main)共同研究/Joint Research(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
KU-504:レーザラマン分光光度計装置群
KU-511:走査電子顕微鏡装置群
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
熱型検出素子の素材としてカーボンナノチューブに注目した。p型/n型のカーボンナノチューブからなる素子を作製した。
実験 / Experimental
NMPに分散した単層カーボンナノチューブの溶液をろ過することで単層カーボンナノチューブシートを作製した。膜状に加工したカーボンナノチューブシートに化学ドープをすることで部分的にn型化させた。
結果と考察 / Results and Discussion
直径90mmの大判のカーボンナノチューブシートの作製に成功した。ラマン分光測定によりシート作製の際にほとんど欠陥が入っておらずマイルドな製膜法であることも確認できた。走査型電子顕微鏡観察ではFig. 1に示すような単層カーボンナノチューブが束になった繊維状物質が絡み合ったネットワーク構造を形成していることが確認できた。物質拡散に有利な構造をしていることが示唆された。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
Fig. 1 SEM image of SWCNT sheet
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件