【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.05.02】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22KU1010
利用課題名 / Title
カーボン・ポリマー複合体の合成とその電池触媒性能評価
利用した実施機関 / Support Institute
九州大学 / Kyushu Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials(副 / Sub)革新的なエネルギー変換を可能とするマテリアル/Materials enabling innovative energy conversion
キーワード / Keywords
燃料電池/ Fuel cell,ナノカーボン/ Nano carbon,ナノ粒子/ Nanoparticles
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
高木 善則
所属名 / Affiliation
株式会社SCREENファインテックソリューションズ
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
Kim ChaeRin,藤ヶ谷 剛彦
利用形態 / Support Type
(主 / Main)共同研究/Joint Research(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
新しい燃料電池触媒の実用化に向けて燃料電池用触媒の大量合成を行った。
実験 / Experimental
カーボンをエチレングリコール水溶液に分散し、白金塩を加えて140℃6時間還流することで白金担持を行なった。得られた複合体に対し、透過型電子顕微鏡により構造評価を行った。
結果と考察 / Results and Discussion
60%エチレングリコール水溶液の量を調整し、合成濃度を最適化することにより1回の合成で100gを合成できるスケールアップに成功した。また、熱重量分析による残存率から白金担持率が46wt%であると決定した。これは仕込み通りの担持率であった。透過型電子顕微鏡観察から平均白金粒径は2.4nmであることがわかり、担持分散状態も均一性が高く極めて良好であることが確認できた。燃料電池セル作製に用いて電池特性を評価する予定である。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件