【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.05.02】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22KU1006
利用課題名 / Title
LDI-MS を用いた低分子化合物の網羅検出法の構築
利用した実施機関 / Support Institute
九州大学 / Kyushu Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials(副 / Sub)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials
キーワード / Keywords
電子顕微鏡/Electron microscopy,質量分析/Mass spectrometry
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
田中 充
所属名 / Affiliation
九州大学大学院農学研究院
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
KU-509:MALDI-TOF MS質量分析装置
KU-511:走査電子顕微鏡装置群
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
従来の有機マトリックスでは、低分子領域に発生する多量のノイズシグナルが、低分子化合物の検出を困難にする要因として問題とされている。そこで、本研究では、マトリックスの代わりとなる新たなイオン化支援のための無機材料を探索し、その応用を試みた。
実験 / Experimental
新たに開発した炭素材料を電子顕微鏡により観測し、サイズならびに表面構造を観察した。新たに開発した炭素材料を用いた食品サンプルの検出において、取得されたMSシグナルの精密質量ならびに構造情報を取得するため、autoflex maxにおいて、リフレクターモードでの計測、および、MS/MSモードでのフラグメントパターンの解析を実施s
結果と考察 / Results and Discussion
新たに開発した炭素材料を電子顕微鏡観測では、表面に数十ナノスケールの粒子が存在していることが明らかになった。新たに開発した炭素材料を用いた食品サンプルの検出において、±0.05 m/zでの精密質量が取得され、データベース検索におけるヒット化合物の絞り込みが達成された。また、MS/MS 分析においては、フラグメントイオンの観測に至れなかった。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件