【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.04.11】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23KT1329
利用課題名 / Title
SUS316 鋼の疲労過程における転位密度モニタリング
利用した実施機関 / Support Institute
京都大学 / Kyoto Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)革新的なエネルギー変換を可能とするマテリアル/Materials enabling innovative energy conversion(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
SUS316 鋼,転位密度,疲労,燃料電池/ Fuel cell,水素貯蔵/ Hydrogen storage,X線回折/ X-ray diffraction
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
木下 勝之
所属名 / Affiliation
京都大学 大学院エネルギー科学研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
佐橋宏紀
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
燃料電池,水素ステーションや原子力発電所といったエネルギー機器にとって非常に重要な材料である SUS316 鋼の電気伝導率および透磁率テンソルを推定し,転位密度の増加,マルテンサイト相の発生,マイクロクラックの発生と進行していく疲労過程をモニタリングできるシステムを開発する研究の一部である.本研究では,引張および繰り返し変形を与えた SUS316 試験片の転位密度を X 線回折によって計測し,電気伝導率や透磁率との関係を明らかにする.
実験 / Experimental
SUS316 鋼のX 線回折強度曲線を得るための計測条件について検討した
結果と考察 / Results and Discussion
図1に(a)初回の X 線回折強度曲線と(b)計測条件を試行錯誤した結果得られた X 線回折強度曲線を示す.前者と比較して,後者の曲線はノイズが小さく,強度も増加している.しかし,転位密度を算出するためには十分ではないため,今後さらに計測条件について検討していく.
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図1 (a)初回計測,(b)最新計測で得られた SU316 試験片のX 線回折強度曲線
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件