【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.31】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23MS5024
利用課題名 / Title
真空窓の透過率・反射率測定
利用した実施機関 / Support Institute
自然科学研究機構 分子科学研究所 / IMS
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)計測・分析/Advanced Characterization
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)その他/Others(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
透過率, 反射率
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
平 義隆
所属名 / Affiliation
分子科学研究所 極端紫外光研究施設 電子ビーム制御研究部門
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
上田 正
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
UVSORでは、波長800 nmのTi:Saレーザーを用いた超短パルスガンマ線の発生と利用研究を行っている。今後、ガンマ線強度向上のため波長1030 nmのYbレーザーの導入を検討している。現在、UVSOR電子蓄積リングの一部に800 nmのARコート付き石英窓を取り付けてTiSaレーザーを入射しているが、波長1030nmに対する透過率と反射率の情報が無いため、機器センターの分光光度計を用いて予備品の石英窓の測定を行う。
実験 / Experimental
SHIMADZU社製の紫外・可視・近赤外分光光度計UV-3600Plusを用いて、波長範囲500~2000 nmの石英窓の透過率と反射率を測定した。
結果と考察 / Results and Discussion
測定結果より、透過率は99%@800 nm、96%@1030nm、反射率は1.4%@800 nm、5.3%@1030nmであることが分かった。この石英窓を波長1030 nm、数10Wの高出力Ybレーザーに使用する事は危険であるため、ARコートの波長範囲を変えた石英窓を新たに製作する必要がある。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件