利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.04.23】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23UE5325

利用課題名 / Title

FTIRによる樹脂の透過率測定

利用した実施機関 / Support Institute

電気通信大学 / UEC

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)量子・電子制御により革新的な機能を発現するマテリアル/Materials using quantum and electronic control to perform innovative functions(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

フッ素樹脂のFTIR測定


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

渡邊 礼菜

所属名 / Affiliation

一般社団法人 先端レーザ樹脂溶着技術・推進コンソーシアム

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

昆野愛夕,大石晃裕

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

北田昇雄

利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub),技術補助/Technical Assistance


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

UE-012:高速応答FT-IR


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

レーザー溶着の可否の調査に先立ち、溶着材料の吸収スペクトルを測定した。測定には、電気通信大学の設備を利用し、ATR法のFTIR測定を行った。

実験 / Experimental

測定樹脂をFTIR測定器にセットし、吸収スペクトルを取得した。

結果と考察 / Results and Discussion

表1に示す4種類の樹脂の吸収スペクトルの測定を行った。測定は、各樹脂に対して1回ずつ行い、測定した波長帯は4000 cm-1 ~ 500 cm-1である。また、本測定では、FTIR法のうち、ATR法を用いた。得られた吸収スペクトルは図1 ~ 4に示す通りである。PET, PFA, PTFEは、文献と同様のスペクトルが得られたが、PCについては、文献と異なるスペクトルが得られた。測定樹脂が純粋なPCであったかを再確認する必要がある。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


表1. 測定樹脂の種類と厚さ



図1. PCの吸収スペクトル



図2. PETの吸収スペクトル



図3. PFAの吸収スペクトル



図4. PTFEの吸収スペクトル


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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