【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.20】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23CT0222
利用課題名 / Title
金属炭化物ナノ物質と導電性薄膜の開発
利用した実施機関 / Support Institute
公立千歳科学技術大学 / Chitose IST
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者)/Internal Use (by ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
核磁気共鳴/ Nuclear magnetic resonance,X線回折/ X-ray diffraction
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
脇坂 聖憲
所属名 / Affiliation
公立千歳科学技術大学理工学部応用化学生物学科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
モリブデン炭化物は二酸化炭素還元触媒作用を示す有望な触媒材料である。本研究では、モリブデン炭化物の多孔質化を目指し、酸化モリブデンを原料として水素/メタン気流下における加熱炭化と相同定を検討した。
実験 / Experimental
炭化処理前後 (処理なし、600度、900度) の粉末X線回折を測定した。
結果と考察 / Results and Discussion
処理なしのサンプルでは酸化モリブデン (MoO3) の回折ピークが現れた。一方、 600度で水素/メタン処理したサンプルでは、炭化モリブデン (Mo2C) 相を示唆するブロードの回折ピークが現れた。このことから、600度程度で酸化モリブデンの還元および炭化が進行すると考えられ、900度で処理したサンプルでは、Mo2C相のシャープな回折ピークが現れた。これより高い温度でMo2Cの結晶子サイズが成長したためと考えられる。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図1. 900度で合成したモリブデン炭化物の粉末X線回折とその標準物質のシミュレーション.
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件