利用報告書 / User's Reports


【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.05.18】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

22JI0004

利用課題名 / Title

有機粒子の内部状態確認とその評価

利用した実施機関 / Support Institute

北陸先端科学技術大学院大学 / JAIST

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

電子顕微鏡/Electron microscopy,高強度・生分解性プラスチック


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

長谷田 光保

所属名 / Affiliation

根上工業株式会社

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

長谷田 光保

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

東嶺 孝一,小林 祥子

利用形態 / Support Type

(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

JI-009:透過電子顕微鏡


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

有機粒子において、粒子表面状態を確認する手法として電子顕微鏡が用いられる。しかし、粒子内部状態を確認するには、有機粒子を切断する必要があり、粒子径が小さいほど困難となる。
そこで、粒子の形状を維持したまま切断する手法として、ミクロトームを用い、切断面を透過型電子顕微鏡(TEM)および走査型電子顕微鏡(SEM)にて観察を行いました。

実験 / Experimental

試験片は、エポキシ樹脂を用い金型に有機粒子を入れた後、硬化させることで作製しました。また、試験片の切断は、有機粒子が比較的柔らかいため液体窒素を用い約-50℃下で行いました。 得られた試験片の切断面から有機粒子の内部状態の確認を行うのに、透過型電子顕微鏡(TEM)および走査型電子顕微鏡(SEM/弊社所有設備使用)にて観察を行いました。

結果と考察 / Results and Discussion

ミクロトームにより得られた試験片の切断面を透過型電子顕微鏡(TEM)および走査型電子顕微鏡(SEM)にて観察を行った結果、有機粒子内部状態を確認することが出来ました。また、異なる機器を用いたことで内部状態がより明確化し、有益な結果が得られました。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)

東嶺孝一技術専門員、小林祥子研究員には、技術代行および相談に応じていただきまして、感謝しております。


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

印刷する
PAGE TOP
スマートフォン用ページで見る