【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.17】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23NU0446
利用課題名 / Title
標的指向型ドラッグデリバリーシステムの開発
利用した実施機関 / Support Institute
名古屋大学 / Nagoya Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
DDSマテリアル/ DDS material,質量分析/ Mass spectrometry
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
小川 昂輝
所属名 / Affiliation
名古屋市立大学大学院 薬学研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
鳥居 実恵
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
【目的】標的指向化ドラッグデリバリーシステムのための材料開発。【用途】合成したペプチドやペプチド修飾脂質などの化合物の分子量評価。【実施内容】分子量1000-4000程度の新規化合物の分子量をMALDI-TOF-MSを用いて評価した。
実験 / Experimental
PEG脂質の先端にペプチドを結合させた新規化合物をクロロホルムに溶解し、適切なマトリックスと混合させたのち、測定に供した。
結果と考察 / Results and Discussion
測定した化合物は黄色ブドウ球菌に選択的指向性を持つペプチドが結合した脂質である。分子量測定の結果、理論値と同等の値であったので、適切に合成できたことが確認できた。当該化合物をナノ粒子に修飾し、名古屋市立大学にてin vitro評価したところ、黄色ブドウ球菌に選択的に結合するナノ粒子が得られた。以上より、黄色ブドウ球菌標的型ナノ粒子の設計に成功した。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
得られた成果について、英語論文投稿中。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件