【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.07】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23NI0813
利用課題名 / Title
アゾジカチオン種を用いた光延反応の開発
利用した実施機関 / Support Institute
名古屋工業大学 / Nagoya Tech.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)計測・分析/Advanced Characterization
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies(副 / Sub)高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed
キーワード / Keywords
X線回折/ X-ray diffraction,資源代替技術/ Resource alternative technology,分離・精製技術/ Separation/purification technology
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
竹内 陽理
所属名 / Affiliation
名古屋工業大学大学院工学研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
太田愛美
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
小澤智宏
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
アゾ化合物とトリフェニルホスフィンからなるアダクトの構造解析
実験 / Experimental
アダクトについて単結晶X線構造解析の測定を行った。
結果と考察 / Results and Discussion
光延反応はアルコールとカルボン酸の脱水的カップリング反応であり、有機合成において頻繁に使用される。光延反応の1段階目ではアゾ化合物であるジエチルアゾジカルボキシレートとトリフェニルホスフィン (以下TPP) がベタインを形成する。今回、アゾ化合物であるテトラゾリウム系アゾジカチオン種とTPPからなるアダクトを初めて単離した。1H, 13C, 31P NMRを測定した結果、TPPとアゾジカチオン種が1 : 1で付加したアダクトと一致するデータを得た。分子構造について、より詳細な知見を得るために単結晶X線構造解析を試みた。単結晶X線構造解析の測定を行ったが、結晶度が不十分であり有用なデータが得られなかった。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件