【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.12】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23OS0014
利用課題名 / Title
透過型電子顕微鏡を用いたコーティング塗膜の観察
利用した実施機関 / Support Institute
大阪大学 / Osaka Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials
キーワード / Keywords
高分子系材料/ Polymeric materials,電子顕微鏡/ Electronic microscope
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
田中 諒
所属名 / Affiliation
荒川化学工業㈱
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
市川 聡
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub),技術補助/Technical Assistance
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
積層されたコーティング膜は、積層成分とその膜厚によって物性が変化する。
膜の厚さは重要な要素だが、膜厚が数十nmの薄い領域では観察が困難となる。
積層膜の膜厚を計測し、物性との相関関係を把握するとこで、積層膜の性能発現の知見を得ることを目的に検討を行った。
実験 / Experimental
積層膜をウルトラミクロトームにて超薄切片作製した。
作製した超薄切片を透過型電子顕微鏡(JEM-2100Plus)を用いて透過電子像を観察した。
結果と考察 / Results and Discussion
積層膜を観察することができ、各膜厚を計測することができた。
計測した膜厚と物性を比較したところ、今回の系では間の層の膜厚が厚いほど物性が良いという結果だった。
膜厚が厚いほど両側の層間の影響を緩和できるため、今回の結果となったと考えられる。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
Fig.1 積層膜断面観察
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件