【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.03.31】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23KT0024
利用課題名 / Title
リポソーム化粧品原料の開発及び製造
利用した実施機関 / Support Institute
京都大学 / Kyoto Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
電子顕微鏡/ Electronic microscope,ナノ粒子/ Nanoparticles
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
鈴木 芹菜
所属名 / Affiliation
株式会社ロジック
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
野口 亜友美,松本 恋門
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
小川 哲也
利用形態 / Support Type
(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
新規に導入した機器を用いて製造したリポソーム製剤(皮膚用)について、多重リポソーム構造が形成されていることを確認するため、Cryo-Temによる観察を行い、処方及び製法の確立を目指す。
実験 / Experimental
水中に分散したリポソーム粒子の実際の状態を観察するため、乾燥等の処理を用いず、急速冷凍によって液の状態を固化し、極低温高分解能透過電子顕微鏡にて観察を行った。
結果と考察 / Results and Discussion
液中に多層構造のリポソーム粒子を観察することができた。
しかしながら、実施前の予想よりもリポソーム粒子の濃度が低く、また層数も少なかった。
このため、リポソーム処理前段階での処方の改善及び処理工程の見直しが必要であると考え、それに基づいて現在も試作を継続している。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
初回の観察時に使用機器に不具合が発生し、複数回の修理が必要となり、三ヶ月程度の日数を要したため、当初利用予定額より変更があった。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件