【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.03.15】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23KT0021
利用課題名 / Title
構造制御された多分岐高分子のエマルジョン重合
利用した実施機関 / Support Institute
京都大学 / Kyoto Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
エマルジョン,電子顕微鏡/ Electronic microscope
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
登阪 雅聡
所属名 / Affiliation
京都大学 化学研究所
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
小川哲也
利用形態 / Support Type
(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub),技術代行/Technology Substitution
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
本研究の目的は、独自に開発した構造の制御された多分岐高分子合成技術をエマルジョン系で実施することにより、生産性の向上を図ることである。そのために、エマルジョン中のラテックス粒子がどの様な形状および粒径分布になっているかを観察する。今回用いた試料のガラス転移温度は室温より低いため、通常の電子顕微鏡(TEM)観察に用いる試料調製では、溶液の乾燥過程で粒子が変形している可能性がある。溶液中の粒子形状を確認するため、急速凍結した試料を観察することとする。
実験 / Experimental
ポリマーの水分散ラテックスを、急速凍結しクライオトランスファーで低温観察した。
結果と考察 / Results and Discussion
ポリマー粒子は、直径が数十~数百ナノメートルの球形であることを確認した。その値は動的光散乱により測定した粒径と整合していた。中には数珠つなぎになったり、融合しているものも見られた。なお、ポリマー粒子のコントラストが低く、また、球形の氷が混在していたため、今回は粒径分布の統計解析等は行わなかった。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
本解析は日本学術振興会科学研究費補助金(課題番号No. 21K05184)の支援を受けました。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件