【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.03】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23KU1037
利用課題名 / Title
水素ステーション低コスト化・高度化基盤技術開発
利用した実施機関 / Support Institute
九州大学 / Kyushu Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)計測・分析/Advanced Characterization
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)その他/Others(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
小角X線散乱,高分子材料,高圧水素インフラ
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
葛西 昌弘
所属名 / Affiliation
九州大学水素材料先端科学研究センター
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
増子隆博
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub),技術補助/Technical Assistance
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
設備利用者らはNEDO事業の下で、水素供給ステーションインフラ適用のための高分子材料開発を行っている。前記材料は100 MPaまでの高圧水素環境で使用するため、水素耐透過性に優れることを要する。このために、高分子材料の高次構造を知る必要が有る。九大ARIMの保有する小角X線散乱装置(NANO-Viewer KMYC)を用いて、この目的を推進する。
実験 / Experimental
今回は機器使用方法を習得することが目的であった。我々が標準的に参照材料として用いている高密度ポリエチレン(HDPE)を用いて、支援機関の技術スタッフの指導の下で小角散乱プロファイルの測定を行った。
結果と考察 / Results and Discussion
HDPEに特徴的な中心散乱付近におけるプロファイルの他、結晶ラメラに由来するラメラ間距離及び、ラメラ厚みに対応するピークも観察された。当研究室では、昨年度末に本装置で測定したデータを解析処理するためのソフトウェア「2DP」並びに「SmartLab StudioII」を導入した。これにより研究効率の向上を図るとともに、今後は当該小角散乱装置を活用していく予定である。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
今回の利用は、装置使用技術習得のためのものであるので公表成果は無い。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件