【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.05】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23KU1032
利用課題名 / Title
リン酸カルシウムナノ粒子を用いた新規インプラント周囲炎療法の開発
利用した実施機関 / Support Institute
九州大学 / Kyushu Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)計測・分析/Advanced Characterization
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials(副 / Sub)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials
キーワード / Keywords
DDSマテリアル/ DDS material,赤外・可視・紫外分光/ Infrared/visible/ultraviolet spectroscopy,ナノ粒子/ Nanoparticles
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
天雲 太一
所属名 / Affiliation
東北大学大学院歯学研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
柿田 有理子
利用形態 / Support Type
(主 / Main)技術補助/Technical Assistance(副 / Sub),技術代行/Technology Substitution
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
組織再生療法に用いることのできるリン酸カルシウムナノ粒子を基材とした非ウィルス性遺伝子導入キャリアーの開発を目的とし、作成した遺伝子導入キャリアーの粒子径及びゼータ電位を測定し、材料の物理的特徴の一部を評価した
実験 / Experimental
オリゴヌクレオチドを含有し、プロタミンで加工したリン酸カルシウムナノ粒子を混和法にて作成し、その粒子径及びゼータ電位を測定する。
結果と考察 / Results and Discussion
リン酸カルシウムはDNAとの親和性が高く、古くから遺伝子導入剤と基材として利用できることが知られている。しかし、混和法で作成するリン酸カルシウムは、結晶の粒子径がマイクロサイズであることから、遺伝子導入効率が小さいことが課題となっていた。そこで、本研究においてplasmidDNAを含有するリン酸カルシウムを混和法で作成し、直後にプロタミンを付与したところ、精製したリン酸カルシウムの平均粒子径が136.1nmであることを確認した。また、そのゼータ電位が+8.56mVであった。このことから、プロタミンが結晶の外層に付着することによってリン酸カルシウム粒子の成長を抑制したものと思われる。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件