【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.03】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23KU1023
利用課題名 / Title
シグナル増幅のためのDNA修飾ナノ粒子のアセンブリ化効果の検証
利用した実施機関 / Support Institute
九州大学 / Kyushu Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials
キーワード / Keywords
バイオセンサ/ Biosensor,ナノ粒子/ Nanoparticles
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
横森 真麻
所属名 / Affiliation
九州大学 大学院工学研究院 機械工学部門
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
柿田有理子
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub),技術補助/Technical Assistance
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
細胞内生体分子情報を迅速・高感度に検出する技術は、医療診断や疾患モニタリングに極めて重要である。近年、miRNAなどのバイオマーカーのセンシング方法として、ナノ粒子の表面上に検出プローブ等を高密度に修飾することで反応速度や感度の向上が報告されている。一方で、ナノ粒子上に修飾できる分子の数には限りがあるが、DNA修飾ナノ粒子をアセンブリ化し、局所密度を高めることで反応速度や効率が向上する可能性がある。本研究では、アセンブリ化を可能とするDNA修飾ナノ粒子を作製し、アセンブリ化による検出速度および感度への影響を調べる。
実験 / Experimental
DNA修飾ナノ粒子のアセンブリ化の様子をDLS測定により評価することを計画し、ゼータ電位/粒径測定システム(ELSZ-2)を利用した。
結果と考察 / Results and Discussion
使用する金ナノ粒子溶液を用いて粒子径測定を行い、粒度分布及び測定に必要なサンプル濃度(量)を見積もった。この金ナノ粒子を用いて、標的分子に応じて蛍光が放出されるDNA修飾ナノ粒子を設計・作製し、アセンブリ化による反応速度や効率への影響を調べるため、蛍光測定を行った。その結果、反応速度や効率の向上は見られなかった。今後、デザインの再検討と共に、本装置を用いてアセンブリ化の様子の評価を試みる予定である。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件