利用報告書 / User's Reports


【公開日:2023.07.31】【最終更新日:2023.04.29】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

22MS5041

利用課題名 / Title

金属センサータンパク質の機能解明

利用した実施機関 / Support Institute

自然科学研究機構 分子科学研究所 / IMS

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies(副 / Sub)その他/Others

キーワード / Keywords

金属センサー蛋白質、ITC、CD


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

南 多娟

所属名 / Affiliation

自然科学研究機構分子科学研究所生命創成探究センター金属生命科学研究グループ(青野G)

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

MS-222:熱分析(等温滴定型カロリメーター/溶液)
MS-230:円二色性分散


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

生物は細胞内外の金属イオン濃度を感知して金属を利用している。本研究課題では、細胞外で鉄イオンを感知する二成分制御システムを研究対象としている。鉄イオンを感知するセンサータンパク質VgrSの機構解明のため、ITC、CDなどを用いた。その結果、フォールディング状態であることが確認できた。

実験 / Experimental

VgrSは植物病原菌由来の鉄イオンセンサータンパク質である。所属研究グループにおいて、大腸菌組換え発現系を用いて、VgrSを発現・精製した。ARIM利用によって二次構造と金属の親和性測定を行った。

結果と考察 / Results and Discussion

VgrSの2次構造はb-sheetが多く、温度変化測定をした結果65 ℃までの高温耐性があることが確認できた。これは蛋白質がフォールディング状態であることを示し、構造解析できる可能性が高い。金属による親和性は求めることができなかったことから、次年度も試す予定である。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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