利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.05】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23JI0024

利用課題名 / Title

アミロイドβペプチドと低分子化合物の相互作用解析

利用した実施機関 / Support Institute

北陸先端科学技術大学院大学 / JAIST

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

アミロイドβペプチド,核磁気共鳴/ Nuclear magnetic resonance


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

水口 峰之

所属名 / Affiliation

国立大学法人富山大学学術研究部薬学和漢系

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

大木 進野

利用形態 / Support Type

(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub),共同研究/Joint Research


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

JI-001:核磁気共鳴スペクトル測定装置 800MHz


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

アミロイドβペプチドはアルツハイマー病患者の脳内でアミロイド線維となって蓄積する。本研究では、アミロイドβペプチドと低分子化合物の相互作用を溶液NMRで解析する。アミロイドβペプチドと相互作用する低分子化合物はアミロイド線維形成の阻害剤になる可能性が期待される。

実験 / Experimental

低分子化合物存在下で15N標識アミロイドβペプチドの1H-15N HSQCスペクトルを測定した。15N標識アミロイドβペプチドの濃度を0.26 mM、低分子化合物の濃度を0.5 mMとし、10 mM sodium phosphate, 5% D2O, 5% d6-DMSO, pH 7.0の溶液条件で、10oCで測定した。

結果と考察 / Results and Discussion

低分子化合物存在下で15N標識アミロイドβペプチドの1H-15N HSQCスペクトルを測定し、化合物非存在下のスペクトルと比較した。化合物を加えることによりアミロイドβペプチド由来のクロスピークの強度が減弱した。この変化は、アミロイドβペプチドと低分子化合物の相互作用によると思われる。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)

NMR測定で協力していただいた北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の大木進野先生にここで感謝の意を表します。


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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