【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.07.01】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23TT0026
利用課題名 / Title
有機金属錯体担持酸化グラフェン触媒のプラズマ処理効果
利用した実施機関 / Support Institute
豊田工業大学 / Toyota Tech.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)革新的なエネルギー変換を可能とするマテリアル/Materials enabling innovative energy conversion(副 / Sub)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials
キーワード / Keywords
燃料電池/ Fuel cell,走査プローブ顕微鏡/ Scanning probe microscope,ナノカーボン/ Nano carbon
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
太田 貴之
所属名 / Affiliation
名城大学 理工学部 電気電子工学科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
吉村 雅満
利用形態 / Support Type
(主 / Main)共同研究/Joint Research(副 / Sub),技術代行/Technology Substitution
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
TT-019:ナノ物性測定用プローブ顕微鏡システム
TT-020:ラマン分光装置
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
燃料電池の触媒層用材料の開発を目的に、二次元層状物質である有機金属錯体担持酸化グラフェン触媒に対して、プラズマ処理を用いた官能基修飾を行った。表面形状や構造などの物性評価を行うことでプラズマ処理効果をあきらかにすることを目的とした。
実験 / Experimental
鉄フタロシアニン分散液と酸化グラフェン分散液から鉄フタロシアニン担持酸化グラフェンを合成し、大気圧プラズマ処理を行った。処理した試料の表面形態をナノ物性測定用プローブ顕微鏡を用いて、構造の変化をマン分光測定を用いて評価した。
結果と考察 / Results and Discussion
ナノ物性測定用プローブ顕微鏡の結果から、α型とβ型の鉄フタロシアニンが合成されていることが明らかになった。また、大気圧プラズマ照射により酸化グラフェンの表面粗さが大きくなることと、ラマン分光測定から酸化グラフェン由来のDバンドとGバンドのピークが増大し表面改質が行われていることが確認された。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件