【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.21】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23QS0117
利用課題名 / Title
高温高圧合成によるTi、ならびにTi基合金でのfcc構造の形成
利用した実施機関 / Support Institute
量子科学技術研究開発機構 / QST
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)革新的なエネルギー変換を可能とするマテリアル/Materials enabling innovative energy conversion(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
構造材料, Ti,X線回折/ X-ray diffraction,放射光/ Synchrotron radiation
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
松下 正史
所属名 / Affiliation
愛媛大学大学院理工学研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
内海 伶那,松藤 裕和,飯尾 友貴,中平 夕貴
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
齋藤 寛之
利用形態 / Support Type
(主 / Main)共同研究/Joint Research(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
Ti合金を高圧下で融点以上の高温に持っていき、急冷するとFCC構造が検出されることを当グループの先行研究にて発見している。本研究では純Tiを出発物質として実験を行いTiの高温高圧相を調査する。
実験 / Experimental
純Ti、ならびにTiにSiを添加したものを出発物質として用いる。高温高圧下XRDは、BL14B1に設置されたCubic Anvil Pressを高圧発生装置として利用し、白色X線を用いた高温高圧その場エネルギー分散型XRDを実施した。高圧下での昇温、降温過程を時分割X線測定を用いて実施し、構造相転移の有無を観察した。
結果と考察 / Results and Discussion
Fig.1に純Tiについて高圧下での昇温、急冷、減圧過程で得られた主なXRDパターンを示す。融点近傍でFCC構造と一致するピークがその場観察で観察される。今後は、詳細な組成の制御を通じてTiのFCC相を常圧で安定化させる元素を明らかにしていく予定である。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
Fig. 1 その場観察で得られたXRDパターンの変化
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件