【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.03.25】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23KT1232
利用課題名 / Title
迂回処理ルート確立
利用した実施機関 / Support Institute
京都大学 / Kyoto Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
自社装置故障,リソグラフィ/ Lithography,膜加工・エッチング/ Film processing/etching
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
山口 大五郎
所属名 / Affiliation
株式会社 ミライズテクノロジーズ
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
堀下賢人
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
諌早信明
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
KT-119:両面マスク露光&ボンドアライメント装置
KT-234:深堀りドライエッチング装置(1)
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
自社設備故障時の試作停滞リスク低減を目的に、社外設備の活用を検討している。自社の両面アライナ(メーカ:EVG、型式:EVG6200)とディープトレンチエッチャ(メーカ:SPPテクノロジーズ、型式:APX-150D-PD-G4)を京大ナノハブ設備と比較評価し、判定基準を満足できるか調査する。
実験 / Experimental
各設備毎に設けた判定基準を満足できるか確認する。
① 両面アライナの評価項目、判定基準
・線幅:930±20μm
・テーパ角:85°~90°
・アライメント精度:0±5μm
② ディープトレンチの評価項目、判定基準
・トレンチ深さ:Si ≧625μmのエッチングが出来ること
・レジスト剥離:残渣なく剥離出来ること
・残膜:レジスト=≧1μm TEOS=≧1μm であること
・テーパ角:90±2°であること
・スキャロップ深さ:90±45nmであること
結果と考察 / Results and Discussion
両面アライナ、ディープトレンチエッチャ共に条件調整により全評価項目、判定基準を満足できた。以上の結果から、自社設備が故障し、復旧に時間を要する(目安:1W以上)際の迂回処理ルートとして活用させて頂くことが可能と判断した。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件