【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.31】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23TU0140
利用課題名 / Title
岩石構成鉱物のマイクロ破壊靭性評価
利用した実施機関 / Support Institute
東北大学 / Tohoku Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)その他/Others(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
マイクロ破壊靭性, 鉱物,集束イオンビーム/ Focused ion beam
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
坂口 清敏
所属名 / Affiliation
東北大学 環境科学研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
奥壇
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
兒玉裕美子
利用形態 / Support Type
(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
微細な鉱物粒子を持つ不均質体である岩石の破壊現象を、その微視的な観点を含めて検討・解明することを目的として、本小松安山岩を構成する鉱物(長石、輝石)を対象にFIBにてカンチレバー型マイクロ供試体を作製しマイクロ破壊靭性(MFT)試験を実施した。
実験 / Experimental
本小松安山岩を構成する鉱物(長石、輝石)を対象にしたマイクロ破壊靭性(MFT)試験を実施し、かつ、MFTの寸法依存性についても検討するため、カンチレバー型の供試体(10um×10um×50um)を上述の鉱物を対象にFIBで作製した(添付の図1、図2を参照)。破壊靭性試験については、利用者所有のマイクロ材料試験装置を用いて実施した。
結果と考察 / Results and Discussion
本年度は供試体作製およびマイクロ破壊靭性実験準備(実験装置のメンテナンス)に時間を要したため十分な実験ができなかった。公表できる結果としてまとめられていないため記述はできない。しかしながら、これまでに実施できていなかった緻密な火山岩の鉱物を対象としたマイクロ破壊靭性試験の系統的な実施が可能になった。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図1 FIBで作製した本小松安山岩の長石のカンチレバー型マイクロ供試体
図2 FIBで作製した本小松安山岩の輝石のカンチレバー型マイクロ供試体
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
FIBによる供試体作製は金属材料研究所ARIM事業班 兒玉裕美子氏 の支援によった。ここに記して感謝を申し上げます。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件