【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.17】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23TU0098
利用課題名 / Title
糖鎖特性解析
利用した実施機関 / Support Institute
東北大学 / Tohoku Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
糖鎖, バイオ医薬品, 抗体医薬, 糖タンパク質, 糖ペプチド,質量分析/ Mass spectrometry,核磁気共鳴/ Nuclear magnetic resonance
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
坂本 泉
所属名 / Affiliation
株式会社糖鎖工学研究所
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
權垠相,門馬洋行,吉田慎一朗,佐藤和美
利用形態 / Support Type
(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
糖鎖関連化合物を構成する各単糖の立体化学、およびグリコシド結合様式の分析を行うため、核磁気共鳴分光装置(JNM-ECZL800G)を用いて核磁気共鳴(NMR)分光測定を実施した。さらに、未知糖鎖に関しては質量分析装置(SolariX XR 12T)を用いてFT-MSによる測定を実施した。
実験 / Experimental
FT-MSから得られる質量情報をもとに構成糖鎖を推定し、核磁気共鳴分光装置を用いて、目的とする糖関連化合物の構造解析を行った。その際、MS/MS及び一次元NMR測定、二次元NMR測定を活用した。
結果と考察 / Results and Discussion
FT-MSから得られた精密質量情報より推定分子式を求めた。さらにMS/MS測定を行い、連結する構成糖を推定した。その後、各種二次元NMR測定の結果を活用し、一次元測定で得られた各1H, 13Cのシグナルを帰属した。特に、HSQC-TOCSY測定およびHMBC測定の結果を解析することで、目的の糖関連化合物を構成する各単糖のシグナルを選り分け、グリコシド結合の位置関係を決定することができた。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
本測定におきまして、東北大学東北大学大学院理学研究科巨大分子解析研究センター 權 垠相 准教授をはじめ、門馬 洋行 助手、吉田 慎一朗 技術職員、佐藤 和美 技術職員には測定に関する技術支援及び解析をお手伝いいただ深く感謝申し上げます。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件