【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.23】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23NU0422
利用課題名 / Title
エネルギー変換用触媒材料の表面性状観察
利用した実施機関 / Support Institute
名古屋大学 / Nagoya Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)革新的なエネルギー変換を可能とするマテリアル/Materials enabling innovative energy conversion(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
触媒材料,電子顕微鏡/ Electronic microscope
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
内藤 剛大
所属名 / Affiliation
名古屋大学 未来社会創造機構
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
林育生
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
開発しているエネルギー変換用触媒材料の表面性状を観察するためにSEMならびにEDSを用いた分析を行った。
実験 / Experimental
SEMを用いて、固体粉末或いは、固体板状の表面に形成されている金属(あるいは金属酸化物)のモルフォロジーを観察した。また、EDSを用いて触媒材料表面での元素分布を調査した。
結果と考察 / Results and Discussion
以下、代表的な観察例について記述する。当研究室で開発した触媒Aは、SEM観察により、ベンチマークとなる既報の触媒Bに比べて、表面の凹凸が多いことが判明した。触媒の性能としても触媒Aは触媒Bよりも高いことが分かっていたため、性能向上の一つの要因としてこの表面の凹凸に由来して比表面積が大きくなったことが考えられた。また、EDS分析では、元素の分散性や、元素の比としてはベンチマークとは大きな差が認められなかった。このことから、化学的な性質よりも表面のモルフォロジーの変化の方が性能向上に大きく寄与していることが示唆された。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件