利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.20】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23NU0416

利用課題名 / Title

ASR由来樹脂材料の再生技術開発

利用した実施機関 / Support Institute

名古屋大学 / Nagoya Univ.

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

蛍光X線分析, ASR,資源循環技術/ Resource circulation technology


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

市来  誠

所属名 / Affiliation

名古屋大学 ナショナルコンポジットセンター

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

伊藤 景子

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

亀山 達矢

利用形態 / Support Type

(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

NU-003:蛍光X線分析装置


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

廃車のシュレッダストに含まれる自動車シートの発泡ウレタンに臭素系難燃剤・臭素元素が含まれているか確認し、定量分析の可能性を見出す。

実験 / Experimental

ASR内からランダムにウレタンを抽出・洗浄し・冷凍粉砕を行った。
ASR中のウレタンをサンプルの密度を一定にしシグナルの強度でサンプルごとの含有量を比較した。
いずれのサンプルにも必ず定量含まれる元素(今回は酸化チタン)を内部基準として含有比でmol濃度で算出した。
それぞれASR内ウレタンに対し、酸化チタン比率を3%,5%,7%,10%,15%のサンプルを作成した。これを規定量の酸化チタンと攪拌し、蛍光X線分析装置でデータ取得した。

結果と考察 / Results and Discussion

蛍光X線分析装置を用いてASR内から臭素難燃剤が検出が確認できた。
欧州RoHS指令の上限値1000ppm以下であり、DeBDEの算出による分析調査の値内で算出することができた。
定量化の方法を確立することができた。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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