【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.27】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23UT0213
利用課題名 / Title
GaAs基板上への酸化物薄膜の形成と物性評価
利用した実施機関 / Support Institute
東京大学 / Tokyo Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)その他/Others(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
薄膜,エリプソメトリ/ Ellipsometry
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
丸田 秀昭
所属名 / Affiliation
株式会社マグネスケール
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
小川 巧,加藤 伸行
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
森山 和彦
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
AlGaAs系光学素子への応用を目的とし、Al2O3薄膜を評価した。
実験 / Experimental
2種類の蒸着装置およびECRプラズマ成膜装置を使用し、GaAs基板上にAl2O3薄膜を形成した。単層膜を分光エリプソメータにより評価した。
結果と考察 / Results and Discussion
種々の方法で形成したAl2O3単層膜の屈折率を分光エリプソメータにて測定した、波長800 nmにおける屈折率をTable1に示す。エリプソメータのフィッティングにおけるMean Squared Error (MSE)は10以下であり、測定とモデルのフィッティングが良好であったことを示している。蒸着により形成したAl2O3膜の屈折率が1.625付近なのに対し、ECRプラズマ成膜で形成した膜の屈折率は1.655と0.03程度高い値が得られた。2種類の蒸着装置で形成した膜が同程度の屈折率であることから、この違いは成膜方法によるものと考えられる。屈折率が高い方がより緻密な膜であることが推察される。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
Table 1
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
東大スタッフの皆様の献身的なサポートにより様々な実験をワンストップで実施できました。大変感謝しております。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件