【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.07.01】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23UT0199
利用課題名 / Title
自己組織化高分子材料の合成
利用した実施機関 / Support Institute
東京大学 / Tokyo Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
高分子繊維材料,電子顕微鏡/ Electronic microscope
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
渡辺 雄也
所属名 / Affiliation
東京大学 大学院工学系研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
加藤隆史
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
福川昌宏,近藤尭之
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
高分子材料の分解において表面形態の変化を観察することは、分解機構を推定するのに有用な手法の一つである。本研究では、自己組織化能を有する高分子材料を分解させ、走査型電子顕微鏡を用いて残渣の表面形態を観察した。分解率の異なる残渣を観察することで、分解の進行に伴う表面形態の変化を確認した。
実験 / Experimental
分解反応後の残渣を導電性テープ状に固定し、オスミウムコーティングを行い低損傷走査型分析電子顕微鏡(JSM-7500FA)を用いて表面形態の観察を行った。
結果と考察 / Results and Discussion
分解前の試料表面は平滑であったのに対し、分解の進行に伴い、残渣の表面形態が粗くなる傾向が見られた。また、分解後期においては繊維軸方向に沿った亀裂の生成が確認された。これらの観察結果から、試料は表面部分の分子配列が乱れているところから分解が進行していることが示唆された。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件