【公開日：2024.07.25】【最終更新日：2024.04.23】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23NU0267
利用課題名 / Title
大気圧プラズマ照射による樹脂成型体の接着性の変化について
利用した実施機関 / Support Institute
名古屋大学 / Nagoya Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】（主 / Main）加工・デバイスプロセス/Nanofabrication（副 / Sub）-
【重要技術領域 / Important Technology Area】（主 / Main）マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials（副 / Sub）-
キーワード / Keywords
プラズマ照射,ボンディング/ Bonding,異種材料接着・接合技術/ Dissimilar material adhesion/bonding technology
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名（課題申請者）/ User Name (Project Applicant)
東 瞭太
所属名 / Affiliation
旭化成株式会社
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
（主 / Main）機器利用/Equipment Utilization（副 / Sub）-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要（目的・用途・実施内容）/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
樹脂試料に大気圧プラズマ装置を用いたプラズマ照射を行い、照射前後の接着強度の変化を評価する。
実験 / Experimental
JIS K 6850に準じて引張せん断試験片を、下記2水準で作製する。
・表面処理を施していない試験片を使用
・プラズマ処理した試験片を使用
引張せん断試験により、処理有無で破壊強度に差異が生じるかを評価する。
結果と考察 / Results and Discussion
プラズマ処理を施した試験片を使用して評価サンプルを作製した場合、表面処理を施していない試験片を使用して評価サンプルを作製した場合と比較して接着強度が大きく向上し、破壊形態に変化が生じることが分かった。（未処理：樹脂と接着剤の界面で破壊、プラズマ処理：接着剤部分が破壊）
プラズマ処理により樹脂表面の極性が向上し接着剤との界面強度が向上したためと考えられる。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項（参考文献・謝辞等） / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング（DOIのあるもの） / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications：0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents：0件