利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.22】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23NM0160

利用課題名 / Title

擬ポリロタキサンナノシートへの吸着時におけるタンパク質の高次構造の解析

利用した実施機関 / Support Institute

物質・材料研究機構 / NIMS

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials(副 / Sub)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials

キーワード / Keywords

有機ナノシート、タンパク質,ナノシート/ Nanosheet,コンポジット材料/ Composite material


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

上沼 駿太郎

所属名 / Affiliation

東京大学 大学院新領域創成科学研究科

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

飯塚知也

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

服部晋也

利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

NM-012:円二色性分散計


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

当研究室では、環状オリゴ糖と線状ポリエーテルを水中で混合するだけで作成される自己組織化ナノシート材料(擬ポリロタキサンナノシート)に関する研究を行っている。擬ポリロタキサンナノシートは高生体適合性成分から構成される材料であり、本研究では、本ナノシートにタンパク質を吸着させた際のタンパク質の高次構造変化を調べた。

実験 / Experimental

ナノシートから脱着したタンパク質試料、比較用の通常のタンパク質試料の二試料について、円偏光の透過率を測定し、タンパク質の高次構造が保たれているかを調べた。

結果と考察 / Results and Discussion

ナノシートから脱着したタンパク試料、比較用の通常のタンパク質試料の二試料において、タンパク質の高次構造が保たれていたことを確認した。これは、ナノシートにタンパク質が吸着および脱着しても、その高次構造は保たれることが分かった。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


図. ナノシートに吸着させる前と、ナノシートに一度吸着させてから放出させた後のタンパク質のCDスペクトル。


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)



成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

印刷する
PAGE TOP
スマートフォン用ページで見る