【公開日：2024.07.25】【最終更新日：2024.05.22】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23NM0103
利用課題名 / Title
酸化チタンの粒径測定
利用した実施機関 / Support Institute
物質・材料研究機構 / NIMS
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】（主 / Main）物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis（副 / Sub）-
【重要技術領域 / Important Technology Area】（主 / Main）次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials（副 / Sub）-
キーワード / Keywords
膜厚・粒度測定/ Film thickness and particle size measurement, 粒度分布測定（動的光散乱）/ Particle size distribution measurement (dynamic light scattering),ナノ粒子/ Nanoparticles
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名（課題申請者）/ User Name (Project Applicant)
奥野 晃久
所属名 / Affiliation
さいたま市立大宮北高校 SSH推進部
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
戸倉翔大
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
服部晋也
利用形態 / Support Type
（主 / Main）機器利用/Equipment Utilization（副 / Sub）-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要（目的・用途・実施内容）/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
本研究では、市販されている粗大粒子の酸化チタンを用いて高効率な色素増感太陽電池を製作するプロセスを検証した。具体的には、湿式ビーズミルを用いて粗大粒子を物理的に粉砕し、それによってナノ粒子の酸化チタンを生成した。その中でナノ粒子の粒径を測定するために動的光散乱光度計を使用させて頂いた。
実験 / Experimental
アルミナ、酸化チタン、希硝酸を入れた溶液を動的光散乱光度計に入れ、酸化チタンの粒度分布を測定した。
アルミナ、酸化チタン、希硝酸の配合比率を変えたものを複数測定した。
結果と考察 / Results and Discussion
測定した結果、アルミナを容器の５０％充填し、酸化チタン濃度は10％、2500rpmで24時間撹拌させた試料がもっとも酸化チタンの粒径が小さいことが分かった。この結果より、適正な回転数と酸化チタンとアルミナの分量が提示された。さらに粒径を小さくするような条件を今後見つけたいと思う。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項（参考文献・謝辞等） / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング（DOIのあるもの） / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
- 戸倉翔大”色素増感太陽電池の製作における 酸化チタンの低コスト微粒子化に関する研究”、SSH研究発表大会（神戸）、令和5年8月9日
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications：0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents：0件