利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.13】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23NM0093

利用課題名 / Title

ZnONの成膜技術

利用した実施機関 / Support Institute

物質・材料研究機構 / NIMS

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

エレクトロデバイス/ Electronic device


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

李 暁竜

所属名 / Affiliation

東京エレクトロン株式会社

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

NM-608:スパッタ装置 [JSP-8000]


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

高い電子移動度を有するアモルファスZnONを成膜し、その成膜反応を理解する目的である。論文報告により、ZnONはZnターゲットを用いて、酸素と窒素の環境において、反応性物理気相成膜技術で形成可能。今回の利用は、論文と同条件で成膜したZnONの膜質を確認した。

実験 / Experimental

装置:PVD装置。
実験方法:Znターゲットを用いて、O2とN2の流量比を調整し、複数種類のZnON膜を成膜。その後、社内のSEM観察及びXRD分析を用いて、膜質を確認。

結果と考察 / Results and Discussion

SEM観察結果として、複数の成膜条件を試したが、アモルファスの膜質が得られず、粒界的な結晶成長が見られた。そして、XRDの結果では、ZnONは結晶性のZnOに近く、反応性PVDにできていないようだ。
考察として、反応性PVDの成膜速度が速く、十分反応性を生かしていない可能性がある。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)

Y. Ye, et. al., J. Appl. Phys. 106, 074512 (2009)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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