【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.17】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23NM5429
利用課題名 / Title
<生物模倣接着剤のデータ駆動開発>
利用した実施機関 / Support Institute
物質・材料研究機構 / NIMS
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
易循環型材料設計技術/ Recycling-friendly material design technology
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
内藤 昌信
所属名 / Affiliation
物質・材料研究機構
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
服部晋也
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
データ駆動による生物模倣接着剤の開発を進めるにあたり、接着性高分子材料の構造解析を1H-NMRを用いて行う。
実験 / Experimental
没食子酸を含む高分子材料の合成を行い、その1H-NMR解析を行った。
結果と考察 / Results and Discussion
石油資源の枯渇の問題やサーキュラーエコノミーへの関心の高まりから、生物由来の材料を原料とした接着剤への関心が高まっている。これまで利用者は、カテコールをはじめとするポリフェノール類を用いたバイオベース接着剤の開発を行ってきた。本実験では、ポリフェノールの一種である没食子酸を含む接着材料の開発に取り組んだ。その一環として、没食子酸を粘着性高分子材料に導入することを検討した。具体的には、没食子酸を含むメタクリレートモノマーを合成し、高分子材料への導入を試みた。その結果、ケミカルシフトおよび積分値を元に没食子酸モノマーの高分子鎖中への導入率を求めたところ、想定していた値とほぼ同等の結果を得ることができた。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件